第5章 積極的な自己期待のすすめ
第7章 積極的な目標設定のすすめ

第6章 積極的な自己イメージのすすめ

 勝者は、自己イメージがとても重要なことを、自覚している。現実よりも優れた自分、成功した自分を常に心のなかに描いておくことが、自分のなかの自己イメージを引き上げることに役立つことに気づいている。そして自己イメージは、その人間のタイプと可能性を決定づける。

 自己イメージのなかに実行している姿とか、成功している姿を想像できなければ、現実に実行することも成功することもできないということだ。

 あなたが、目を閉じ、ナイスレシーブ、ナイスアタック、ナイスカバーする自分の姿が思い浮かばなければ、あなたはナイスレシーブもナイスアタックもナイスカバーもできるわけがない。

試合でのファインプレーは、身体能力や、練習で技術を上げているだけではできるものではない。自分がファインプレーをしている映像をイメージし、チーム、応援団、観客、すべての人からの称賛を受けている場面を事前に脳にインプットしておくことが重要である。

勝者にとっては、偶然でもまぐれでもない、シミュレーションが済んでいる必然のプレー。『調子いいね。よかったね。ナイスプレー!!』の声に一言『普通です。』勝者は、現実より先の自分をシミュレーションしている。

 勝者の独り言はこうだ。『自分が進化を続けているのがわかる。また成長し、目標を定め、勝とうとしている自分がよく見える』敗者はつぶやく。『私が上手くいかないのは体調、才能、周りの人間のせいだ』あなたの行動と個性は、たいていあなたの自己イメージと似ている。

 あなたが思いつく最高の人格者、最高のプレイヤー、最高のプレーを常に想像し、自分のなかに定着させることが重要だ。『これが本当の自分だ。』と何度も想像して、なりきって行動しているうちに、現実の自分として存在するようになる。そのときあなたが思い浮かべた脚本どおりに主役のあなたが最高のパフォーマンスを見せ、称賛をあびることになる。